2016年4月17日 日曜日
第32回全日本トライアスロン宮古島大会 当日
朝2時50分に起床。
今年はぐっすり眠れたせいか、体調を4時間前倒す事に成功しました。
朝食もお腹いっぱい食べ、余裕を持って4時半にホテルを出発。
5時ちょっと過ぎに会場に到着し、ほとんど並ばずに受け付けを済ませることが出来ました。
一通り準備を終えた後、ウエットスーツを着て砂浜へ。
既にたくさんの選手達が集まっており、試泳を始めていました。
初めての宮古島の海。
泳いでみると、あまりにも気持ちがいい事に驚きました。
冷たくなく、透明度が高く、波が小さく、潮の流れをほとんど感じない。
こんな海で3kmも泳ぐ事ができる自分は世界一の幸せ者だと思いました。(スタートしてから30分位までは・・・)
司会者が雰囲気を盛り上げてくれ、緊張感が徐々にワクワク感に変化していき、いよいよスタート。
スタート直後は楽しくて仕方ありませんでした。
しかし、30分程気持ち良く泳いでいると、徐々に気持ち悪くなってきました。
足はつかないし、つかまるところも無いので吐くことも出来ません。
ペースを落とし、なるべくゆっくりと泳いでいると徐々に治まって来ました。
ほっとしたのもつかの間、2kmを過ぎたところで、今度は左足が攣り始め、やがて全く動かなくなりました。
しかたなく、腕だけで進んでいると、不思議なものでいつの間にか治ってきました。
何とか3kmを泳ぎ切り、日焼け止めとエネルギー補給をしてからバイクへ。
バイクをスタートできたのは8時36分頃。
バイクは去年と同じコースなので、昨年の二の舞いにならないように、腰に負担がかからないことを第一に考えながら進めました。
トレーニングの成果があったのか、昨年は80km地点で心が折れてしまいましたが、今回は腰の痛みもなく、100km地点を12時半には通過することが出来ました。
そのまま130kmの関門をクリアしたことで安心したのか、体に力が入らなくなってきました。
このままではバイクの制限時間に間に合わないかもしれない。
あとたったの27km、そう思うと徐々に力が戻ってきました。
何とかハイペースのままバイクゴールへ3時6分頃到着。
制限時間の14分前にたどり着く事が出来ました。
いよいよ宮古島での初ランニング。
気持ちが高ぶっていたのか、エネルギーを補給することを忘れ100m程進んでしまいました。
途中で気がつき、急いでバイクのトランジットに戻ったのですが、バイクが番号順に置かれていないため、自分のバイクを見つけるのに大変時間がかかってしまいました。
何とかバイクを見つけ、急いでエネルギー補給し、再びランをスタート。
しかしバイクで力を使い果たしてしまったためか、身体中が痛くまるで走れません。
回復するまで歩こうとしたところ、沿道にいるたくさんの人達から「頑張れ」の声援が。
しかもゴール会場の近くのためか、島中の人達が集まっているのではないかと思う位たくさんの人達が何kmにも渡って応援してくれています。
嬉しいのですが、「頑張れ」とたくさんの人達から声援を送られると歩いているのが申し訳なくなり、無理をしてでもゆっくりと走ったり歩いたりを繰り返すことにしました。
5km程進むとようやく応援の人達もまばらになり、マイペースで進み始めました。
途中、沿道で流れていたFunkeyMonkeyBabysの「あとひとつ」の曲に助けられ、徐々にペースを上げていきました。
しかし、20km地点の時間制限の関門を越えることが出来ませんでした。
こうして今年の宮古島大会の挑戦の幕が閉じました。
昨年はデュアスロンになった挙句にバイク100km地点の関門を越えられなかったので、今回は昨年と比較すると大きな前進です。
今回の完走出来なかった原因を自分なりに分析し、対策を日々のトレーニングに盛り込むことで、来年こそは何とか完走したいと思います。