先週ですが久しぶりに涸沢に行ってきました。
数年前に雪で通行止めになったこともあり、雪が多かった今年は危ないだろうと思い、少し遅らせての涸沢です。
幸い今年はGWも通行止めにならず、さらに天候も良く、多くの人が楽しめたようです。
私が行った先週の涸沢は、初日あいにくの雨になってしまいました。
天気予報は午後から晴れると言っていましたが、結局夜まで雨が降り続きました。
ずぶ濡れでのテント泊は大変きつかったです。
22時頃ですが、テントで寝ているとなぜか胸騒ぎがし、外を見てみると綺麗な星が出ていました。
ここまで登ってきた甲斐がありました。
今の季節、涸沢カールの方角に天の川は来ないのでphotoshopで少し付け足してみました。
この日は満月のため、雪山が明るく照らされすぎ、星が弱くなってしまいましたが、それでも北アルプスで見る星空は格別のものがあります。
PS
二日目の夜、強風のためテントがいくつか吹き飛ばされ、夜中に数人がテントを再設営していました。
厳冬期であれば死者が出ていたかもしれません。
また翌日には登山中の方の無人のテントが実際に強風で吹き飛ばされていました。
テント選びやテントの張り方をもう一度見直そうと思います。
テント設営とは別ですが、前日に登山中の一人が滑落し、ヘリで救助されていました。
その1週間前には、この近くで雪崩が発生し1名が亡くなっています。
この近辺では毎年数名の方が命を落としています。
写真で見るとのんびりとして楽しそうですが、非常に厳しい側面があることを常に念頭に入れておく必要があります。